オーティス・レディング

オーティス・レディング(1941年9月9日~67年12月10日)
「ドック・オブ・ザ・ベイ」「ジーズ・アームズ・オブ・マイン」「トライ・ア・リトル・テンダネス」

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Try A Little Tenderness

この作品が書がれだのは32年である。ピンク・クロスビー等が
歌っているが、ヒットの記録はない。

古いオーソドックスなバラードのスタンダード作品として
ささやかに歌い継がれてきたものである。

サム・クックも自身のライブ・アルバムでこの作品を歌った。

ところが、彼を尊敬するオーティスがそのレコードを聞き、
この作品を自分でも歌いたいと思った。

彼は力強く、情感のこもった歌声で、これをドラマチックに演出、
発表から34年後の66年に作品をヒット・チャートに入れた。

オーティスのヒットで次世代のアーティストを含む、多くの
ミュージシャンが改めてこの作品の魅力を認識、
スリー・ドック・ナイトのリバイバル・ヒット等がこれに続いた。

The Dock Of The Bay

「彼はいつ、どこででも、時間さえあればギターを手にして作曲していた」
と生前のオーティスについて、この作品でコンビを組んだスティーヴは語る。

オーティスの死後初、唯一の全米1位を達成したこの作品は、彼が67年
サンフランシスコ滞在中に大枠が書きあげられた。

同地のサウサリートで、ボート型の宿に宿泊していた暑い朝のことである。
まぶしい太陽が目の前の、サンフランシスコ湾の海面にそそぎ、波と光の
何ともいいがたい美しい光景に触発され、その素直な感情を譜面に縱った。

これが後にマネージャーのフィル・ウォールデンの助言と、スティーヴの協力
で完全な作品になる。

オーティスはこのレコード発売の3日前に飛行機事故で亡くなる。