世界的に活躍するジャズピアニスト、山中千尋のニューアルバム
「サムシン・ブルー」

名門レーベル「ブルーノート」の75周年を記念した作品集で、ジャズの伝統
を意識した構成になっている。


11曲のうち、8曲はオリジナル。これにファンに行った、アンケートで人気が
高かったバド・パウエルの「ウン・ポコ・ローコ」、山中が愛する
ハービー・ハンコックの隠れた名曲「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」、さらにイタリアの
古い大衆歌謡の「フニクリ・フニクラ」を加えた。

オリジナル作品で意識したのは、ブルーノートの作品の中でも人気がある
「1500番台」の作品のイメージ。

1500番台にはジョン・コルトレーンの「ブルートレイン」など歴史的名盤が
ずらりと並んでいる。

さらに、ジャズにはぽかのジャンルの音楽の要素を取り込んできた歴史がある
ことから、これに「現代的なアプローチを加えた」。

普段はトリオで演奏することが多いが、今回はホーンを加えたセクステット
編成に挑戦した。

「トランペットやアルトサックスは人間の声にとも近くご良い音だなと感じ
ましだ。それが私のメロディーを奏でるのは新鮮な感動でした」と話す。

終盤にペースが速くなった演奏が多く、「ライブのような高揚感が伝われば
うれしい」と語っている。