the band apart
『謎のオープンワールド』

the band apart2年ぶりのニューアルバム『謎のオープンワールド』は、彼ら史上
最もバラエティに富みつつも、きちんと整理され、聰きやすい楽曲が並んでいる。

「”曲が長くならないように”や”聴くほどに発見があるものより、整理され、聴き
始めから入りやすい楽曲が並んだものにしよう”的な話を制作中に何度もしました」
(以下、木暮栄-/Dr)

が故に、より幅広い層に向けて門戸が開かれた印象を持った本作。今回も全曲
日本語詞にして、各曲の歌の内容に限らず、聴く者をここではない何処かに誘って
くれるものばかりだ。

「歌にしても、伝えたいことよりは楽器の一部やメロディの一部として捉えてます。
いい意味でインテリア的な感じ。よりそこが増したかも」

さらに歌とメロディが活きた楽曲が揃った。楽曲を持ち込んたメンバーが
イニシアティブを取り、楽曲を完成まて持っていく制作方法てあった前作アルバム
に対し、本作では各々が楽曲の断片を持ち寄り、それを基に全員で形にし、仕上げて
いったと言う。

「持ち寄ったネタを4人でいろいろとくっちゃくっちゃにしながら理想に近づけて
いきました」

本作もメンバー各人のセンスや個性が各曲に無尽に散りぱめられているか、それを
散漫に感じさせないポイントもキチンと用意されている。

「曲が上がってきた時に、各曲の視点があまりにもパラパラたったんで、世界観を
設定したんです。仮想空間だったら何でもありだろうと。そこで設定をロール
プレイングゲームにして、間には4つのインタールードを入れました。次のステージ
に進む、みたいな。インタールードの思いつきはマスタリング前日でしたけど(笑)」

聴き手へのより広い門戸の解放とも結びついているタイトルと作品内容も特徴的な
本作。各人、この開かれた門よりエントリーし、自分なりのイマジネーション豊かな
楽曲版RPGを体験してくれ。
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from:TSUTAYA